こんにちは、エマです!
「乗馬」って敷居が高いイメージがあるけど、始めてみたいな、趣味にしてみたいな、という方も多いかと思います。
興味を持ったら、次はもっと詳しく知りたい!と思うのが人間ですよね。
ということで、
乗馬に興味を持たれた方や、体験乗馬に行ってみたけど、
「実際に会員になって通うとしたら、どのくらい時間が掛かるのかな?」
という疑問に今回はお答えしたいと思います。
前回の記事(乗馬を始めたい人にオススメのレッスンや内容の違いは?【乗馬クラブ編】)でも、レッスン内容や所要時間について触れましたが、この記事ではもっと詳しくお話ししたいと思います。
乗馬レッスンの所要時間は?
※筆者が通う乗馬クラブの例です。クラブによって異なる場合があります。
乗馬クラブのレッスンは、すべて1コマ45分のレッスンとなります。
体験乗馬のレッスンでは30分ほどで馬から降りた方も多いかと思いますが、通常のレッスンは1コマ45分となっています。(例外で90分のレッスンがありますが、それは45分×2コマの授業になります)
乗馬のレッスンは1コマ45分ですが、その前にまず自分の準備があり、次に騎乗する馬の準備があります。
私の場合はレッスン前の準備が 自分30分+馬30分 は必ず掛かるので、レッスン時刻の最低1時間半前には乗馬クラブへ着くようにしています。
レッスン後も、後片付けと馬の手入れがあります。こちらは慣れない間は20分ほど掛かります。鞍や頭絡を外したり、お馬さんの足の裏……蹄の中の土をかき出したり、身体をブラッシングしたりします。(初心者の場合、クラブによってはインストラクターの方がされる場合もあります)
私は馬と触れ合えるこの時間が大好きです。
と、こんな風に、短く見積もっても、
レッスンと準備・後片付けを合わせて2時間ほど掛かります。
乗馬クラブにも「時間割」がある
※筆者が通う乗馬クラブの例です。クラブによって異なる場合があります。
乗馬クラブでは、一日にどんな風にレッスンが行われているのでしょうか。
実は、学校と同じように、一日の「時間割」が決まっています。
時間割は1週間で区切られていて、翌週になるとまた同じ時間割になっています。これも学校と同じですね。
その「時間割」ですが、平日と土日祝日で時間割が異なるクラブが多いようです。
たくさん生徒さんが来る土日祝日の方が、レッスン数が多く設定されていたり、レッスン料が平日よりも高い傾向にあります。
レッスンに通う日の一日の流れ
※筆者が通う乗馬クラブの例です。クラブによって異なる場合があります。
レッスンを1コマ受ける日のスケジュール例【時系列】
さて、先ほどレッスンを受ける時の乗馬クラブでの流れや所要時間を説明しましたが、今度はレッスンを1コマ受ける時の一日の流れを時系列で並べてみました。
出発:乗馬クラブへ向けて出発
↓
受付:集合の約1.5~2時間前
着替:着替えてブーツやヘルメットなどを装着(所要時間:約30分)
集合:レッスンの約30分前
準備:洗い場で馬へ馬具を装着(所要時間:約30分)
移動:馬場(レッスンを受ける広い場所)へ自分で馬を引いて移動
↓
授業:1コマ(45分)のレッスン
↓
移動:洗い場に自分で馬を引いて戻る
片付:馬具を外し、馬のお手入れ(所要時間:約15~30分)
移動:厩舎(きゅうしゃ、お馬さんのお部屋)へ連れ帰ります※
↓
ミーティング:レッスンの反省やアドバイス、質疑応答(所要時間:約10~15分)
↓
解散:レンタル品の返却、着替え、シャワーなど身なりを整えて帰宅
※ 初心者の場合は、インストラクターが行うことが多いです。
慣れてくるとレッスン前に厩舎から洗い場まで連れてくることも自分でやります。馬の機嫌が悪かったり、こちらにお尻を向けていて気付いていないのに急に視界に入ると驚いて暴れたりするので、初心者で慣れない内は一人で厩舎に入るのはやめましょう。
……ちょっと分かりづらいですね。
では、11時からのレッスン1コマを受けるとして、時間を入れて解説したので次のスケジュールを見てみてください。
11時からレッスンを1コマ受ける日のスケジュール例【時刻入り】
8:30 自宅出発!
↓
9:30 乗馬クラブに到着
9:45 受付後、着替え
↓
10:25 集合・点呼
10:30 洗い場にて馬に馬具装着
↓
馬場に移動
11:00 レッスン開始!
↓
11:45 レッスン終了
洗い場にて馬の手入れ
12:10 お馬さんを厩舎へ
↓
12:15 ミーティング
12:25 解散後、シャワー
12:55 乗馬クラブを出て自宅へ
↓
13:55 帰宅!
これがレッスンを受ける日の大まかなスケジュールです。
私が通う乗馬クラブでは、ランチ営業をしているカフェがあるので、レッスン後がお昼時だと昼食を摂って帰ることがあります。お弁当を持って来ている方もいらっしゃいますよ。
また、無料で使えるシャワーブースもあるので、公共交通機関で行き来する日は必ずシャワーを浴びてから帰ります。
これ、ポイントなんですが、
レッスンを受けた後は、意外かもしれませんが初級コースの後でも汗だくになります。
公共交通機関を使って往復される方は周りの方に配慮なさってくださいね。
まとめ
・レッスン開始時刻の約2時間前には乗馬クラブへ
1コマ45分のレッスンを受けるのに、遅くてもレッスン開始時間の約1時間半~2時間前には乗馬クラブへ到着して受付を済ませましょう。着替えてブーツやチャップス、拍車などの装備を身に着けるのに、慣れないうちは思いのほか時間が掛かってしまいます。
・集合、開始時間は厳守!
レッスンは基本的に1人ではなく、主に4~6人、多い時は8~10人ほど一緒にレッスンを受けます。開始時間をずらす事はできませんので、間に合わない人は遅れて参加することになります。するとその分練習ができなかったり、話を聞けなかったりするので、特に初心者の内は知識も経験も得られずに損をしてしまう事になります。
・所要時間(乗馬クラブ滞在時間)は短く見積もっても約2時間
受付を済ませ、必要な人はレンタル品を借りたり着替えたり、ブーツを履いたり拍車を付けたり……と自分の準備を済ませるだけでも結構時間が掛かります。レッスン前の馬の準備は30分は掛かります。前準備1時間+レッスン45分+後片付け20分+ミーティング10分=合計2時間15分は時間が必要です。
補 足
少し慣れてきて、大人数のレッスンではなく、もっと緻密に指導を受けるために一人で授業を受けたい!という場合は、マンツーマンの授業※を行っている乗馬クラブもありますので、時間割を見てみるか、インストラクターや受付の方に尋ねてみてください。
※マンツーマンの授業を受けるには、このレッスンまでクリアしている必要がある、などのレベル制限が設けられている場合があります。
さて、今回の記事「乗馬レッスンにかかる時間はどのくらい?【乗馬クラブ編】」はいかがでしたか?
乗馬レッスンを受けるのに掛かる時間は意外でしたか? それとも予想通りでしたか?
私は実際に体験してみて、「結構時間かかるな~半日は確実になくなる」と思いました。笑
初めは電車で通っていたこともあって、乗り継ぎで接続が悪いとなんと片道1時間半ほど掛かる事もありました。大変です。
でも自分で選んで自分で始めた、大人になってから始められた念願の趣味なので、行き来の車窓の風景を楽しむ事にしました。
考え方次第で人間は変われます。
楽しむか、つまらないと思って過ごすかはあなた次第です。
一度きりの人生、楽しんだもの勝ちです!
さぁ、あなたも乗馬を始めてみませんか?
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