
こんにちは、エマです。
街を歩いていると、いろんな所で季節の広告を見かけますよね。ライブやイベントの告知、企業のイチ押し商品、トレーニングジムやヨガの入会キャンペーンなどなど……。
人生100年時代、私も健康を考えてジムに入会して身体を鍛えようかな、ジムなら季節関係なく運動できるし……、なんて広告を見るたびに悩んだりしています。
でも、季節を問わず楽しめる大人の趣味が、あるんです!
それは、「乗馬」です!
前回は、「乗馬を始めてみたいな、でも乗馬やったことないし…」という方へ向けて、
いきなり乗馬クラブ に入会するのではなく、レッスンを受ける前にお試しで気軽に乗馬ができる「体験乗馬」について紹介しました。
(前回の記事はこちら→初めての体験乗馬は何を用意すればいい?【服装や金額の経験談】)
今回は、実際の乗馬スクールのレッスンに興味が湧いた人に向けて、
(そして私と同じように平凡な収入のOLでも趣味を乗馬に!という仲間を増やしたいので、)
「乗馬クラブのレッスンって、どんな事をするの?」
という疑問と不安を解消すべく、
実際に私が通っている乗馬クラブのレッスンを元にお話ししていきたいと思います!
乗馬スタイルの違いは?
乗馬スタイル、流派と言い換えれば分かりやすいかと思いますが、乗馬には主に2つのスタイルがあります。
・ブリティッシュスタイル
・ウエスタンスタイル
の2つです。
「ブリティッシュスタイル」は美しさと正確さ
ブリティッシュスタイルとは、文字通り英国式の馬術です。
主に軍隊での騎乗をルーツに持つと言われています。そのため、また貴族の嗜みでもあったため、礼儀作法や美しさ、そして正確さが求められます。
オリンピックをはじめとした公式の馬術競技や、日本にある乗馬スクールはブリティッシュスタイルが主流です。長靴を履いて白いボトムスに燕尾服のようなジャケットを着ているのは、このブリティッシュスタイルの競技です。
馬を操って障害物を飛び越えたり、指示通りに馬を動かすことを競ったりします。
「ウエスタンスタイル」は馬も人も疲れない乗馬
ウエスタンスタイルは、アメリカで生まれた馬術です。西部劇などでよく見るスタイルです。
元々は動きが素早くて賢い牛を一日中追うカウボーイの乗馬から編み出された、「馬も人も疲れない乗馬」がルーツと言われています。カウボーイたちは牛を追って一日中馬に乗って生活していたそうです。すごいですね、聞いただけでもお尻が割れそうです……。笑
そうならないために編み出されたのが、このウエスタンスタイルの乗馬になります。
昔よくゲームセンターなどに置いてあったロデオマシーンは、ウエスタンスタイルが多いですね。大昔のテレビCMで、カウボーイハットを被って短いデニムのホットパンツにブーツでセクシーなお姉さんがロデオマシーンに跨るヤツ、ありませんでした?
鞍(くら、馬に乗る時に人間が座る装備)の前方に拳より二周りほど小さい握るための取っ手が付いているのはこちらのスタイルです。
筆者が経験したスタイルは……
現在私が通っている乗馬クラブはブリティッシュスタイルですが、
北海道の牧場で初めて乗馬をした時は、鞍に取っ手がついているウエスタンスタイルの乗馬でした。と言っても体験乗馬でほんの20分ほどなので、ブリティッシュスタイルとそれほど差はなかったと今では思います。
今通っている乗馬クラブのレッスンでは、長靴を履いたり、短いブーツとチャップスと呼ばれる膝から下を覆う脚あてを嵌めて馬に乗ります。レッスン中はヘルメットを被って手袋を嵌め、万が一の落馬に備えてプロテクターを着て走ります。
速歩のレッスンくらいになってくると、乗馬鞭を使います。
多くの人が乗馬の鞭と聞いて想像するものや、BBCシャーロックが遺体を叩きまくる時に使っていた鞭(笑)は、短鞭(たんべん)と呼ばれる乗馬鞭です。
短鞭があるなら、そうです、長鞭(ちょうべん)もあります。
その話はまた別の記事で。
どんなレッスンの種類がある?
レッスンで習う順番やレベルの違いは?
では実際の乗馬クラブでは、どんなレッスンを受けられるのでしょうか?
気になるところですよね。
習う順番としては、下記のような流れになります。
1.基本の動作
・歩く(並歩)
・ちょっと速く走る(速歩)
↓
2.馬場馬術
↓
3.速く走る(駈歩)
↓
4.障害飛越
まずは馬の上に座ってゆっくり歩く練習からです。これを並歩(なみあし)と言います。基本中の基本の動作になります。
次に、少し速く走る練習です。
馬の走る速度を速歩(はやあし)、人間が速歩のリズムに合わせて馬の上で立ったり座ったりを繰り返す運動を軽速歩(けいはやあし)と言います。
馬場馬術 (ばばばじゅつ) の授業は、
馬を指示通り正確に動かせるかどうかを習うレッスンです。
お馬さんに「右に寄れ」「並歩から速歩へ」「左回りから右回りに変更」「駈歩スタート!」など、指示を出してその通りに走らせることを目標とします。
馬は前の馬について行く、サボって最短距離を歩くなどの習性があるので、柵も何もない平らな場所で自在に操作するのはとても難しいんですよ!
オリンピックなどで、バーを軽々と飛び越えて行く選手の姿を見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。これは「障害飛越 (しょうがいひえつ) 競技」というものです。迫力があって優雅で、乗馬ファンでなくても憧れる、こんな風に馬とともに颯爽と駈け抜けたい!と、ここを目標とする方も多いのではないでしょうか。
私も最終的にはこの障害飛越競技で、颯爽と障害物を飛び越えて駈け抜けるのが目標です!
●ワンポイントmemo
馬の走る速さ(下に行くほど速くなります)
並歩(なみあし)
↓
速歩(はやあし)※
↓
駈歩(かけあし)
※軽速歩(けいはやあし)との違い
軽速歩とは、速歩で走る馬に乗っている人間が、速歩のリズムに合わせて馬の上で立ったり座ったりを繰り返す運動のこと。
言葉が似ているので間違いやすいですよね。私もたまに分からなくなります。笑
障害レッスンができるようになるには?
筆者が通う乗馬クラブの例です。
1.まずは並歩ができるようになるレッスンから。
2.並歩ができるようになったら速歩のレッスン。
3.速歩が危なげなくできるようになったら、馬場馬術のレッスン。
4.馬場が安定してきたら、駈歩のレッスンも並行して受けられるようになります。
5.どちらも技術的に十分、となれば障害のレッスン。
ただし、無条件に上級のレッスンへ上がれる訳ではありません。
より上級の授業を受けられるようになるには、「見極め(みきわめ)」に合格しないといけないのです。
車の免許をお持ちの方なら、聞き覚えがあるかもしれませんね。
見極め(みきわめ)とは、教習所と同じで、教官が次のステップへ進んでいいかを判断する検定試験のようなものです。
※クラブによっては馬場、障害、駈足のレッスンが同時に受けられるようになったりします。
また、飛び越えるのが怖いという人は、障害のレッスンを受けないという選択肢もあります。
人によって最終目標が違うので、自分の目標に合わせたレッスンが受けられます。
乗馬レッスンにかかる時間は?
筆者が通う乗馬クラブの例です。
乗馬クラブのレッスンは、すべて1コマ45分のレッスンとなります。
体験乗馬のレッスンでは30分ほどで馬から降りた方も多いかと思いますが、通常のレッスンは1コマ45分となっています。
馬はとても賢い動物なので、45分経てば自分の部屋に戻ってご飯が食べられる、と理解しています。 お馬さんの腹時計もこれと一緒で、40分ほど経つと、「レッスンはもう終わりだ!」とやる気を無くして自分の部屋へ帰りたがる子もいます。
早く餌が食べたくてしょうがないのです。笑
レッスンの流れ
受付:集合の約1時間前
着替:着替えてブーツやヘルメットなどを装着
集合:レッスンの約30分前
準備:洗い場で馬へ馬具を装着
移動:馬場(レッスンを受ける広い場所)へ自分で馬を引いて移動
↓
授業:1コマ45分のレッスン
↓
移動:洗い場に自分で馬を引いて戻る
片付:馬具を外し、馬のお手入れをします
移動:厩舎(きゅうしゃ、お馬さんのお部屋)へ連れ帰ります※
※初心者の場合は、インストラクターが行うことが多いです。
慣れてくるとレッスン前に厩舎から洗い場まで連れてくることも自分でやります。
馬の機嫌が悪かったり、こちらにお尻を向けていて気付いていないのに急に視界に入ると驚いて暴れたりするので、初心者で慣れない内は一人で厩舎に入るのはやめましょう。
1コマ45分のレッスンを受けるのに、遅くてもレッスン開始時間の約1時間半~2時間前には乗馬クラブへ到着して受付を済ませます。
着替えてブーツやチャップスなどの装備を身に着けるのに、結構時間が掛かります。
レッスンは1人ではなく、主に4人~6人、多い時は8~10人ほど一緒にレッスンを受けます。
開始時間をずらす事はできませんので、間に合わない人は遅れて参加することになります。
その分練習ができなかったり、話を聞けなかったりするので、特に初心者の内は知識も経験も得られずに損をしてしまう事になります。
レッスンを受ける時は時間厳守! ですよ!
乗馬クラブの調べ方、選び方
「(自分の住んでいる地域名) 乗馬クラブ」で検索してみましょう。
乗馬クラブは、市街地から離れた郊外にあることが多いです。
レッスンをする馬場に加えて手入れをする洗い場、お馬さんの部屋と広い敷地が必要になるので、必然と郊外になるようです。
駅から徒歩圏内にあるクラブは稀かもしれませんね。
私の住んでいる地域には通えそうな範囲に3つの乗馬クラブがありますが、その内2つは駅やバス停から徒歩15~20分かかります。
幸運なことに、あと1つの乗馬クラブが駅から徒歩数分の郊外にあるクラブでした。
入会当時、車を持っていなかったので、駅から歩いて数分で通える場所にある現在のクラブに入りました。
スタッフさんに話を聞くと、県外からわざわざレッスンに通う生徒さんもいらっしゃるそうです!
もし通える範囲内にいくつか乗馬クラブがあるなら、とても幸運なことなので、
ぜひ体験乗馬に行ってみて、インストラクターさんやスタッフさん、雰囲気や生徒さんが自分に合うところを探してみてくださいね!
まとめ
乗馬には 「ブリティッシュスタイル」「ウエスタンスタイル」の2つがあります。
多くの乗馬クラブはブリティッシュスタイルを採用しています。
競技や大会があるのもこのブリティッシュスタイルです。 オリンピック種目にもなっていますよ。
乗馬クラブのレッスンでは、長靴を履いたり、短いブーツとチャップスと呼ばれる膝から下を覆う脚あてを嵌めて馬に乗ります。レッスン中はヘルメットを被って手袋を嵌め、万が一の落馬に備えてプロテクターを着て走ります。
レッスンが進むと、乗馬鞭を使います。
受けられるレッスンは段階を踏んで、徐々に高度なレッスンへと上がっていきます。
これは私の通うクラブでの一例ですが、
1.基本の動作
・歩く(並歩)
・ちょっと速く走る(速歩)
↓
2.馬場馬術
↓
3.速く走る(駈歩)
↓
4.障害飛越
といったシステムになっています。
より上級のレッスンを受けるには、インストラクターに「見極め(みきわめ)」を受けて合格する必要があります。
レッスン時間は1コマ45分となります。2レッスン通しの90分のものが日によっては設けられていたりします。
・馬の走る速さ
並歩(なみあし)→速歩(はやあし)→駈歩(かけあし) の順に速くなっていきます。
・レッスンを受ける場合の流れ
受付:集合の約1時間前
着替:着替えてブーツやヘルメットなどを装着
集合:レッスンの約30分前
準備:洗い場へ(馬を連れて来て)馬具を装着
移動:馬場(レッスンを受ける広い場所)へ自分で馬を引いて移動
↓
授業:1コマ45分のレッスン
↓
移動:洗い場に自分で馬を引いて戻る
片付:馬具を外し、馬のお手入れをします
移動:厩舎(きゅうしゃ、お馬さんのお部屋)へ連れ帰ります
※厩舎の馬の出し入れは、初心者の内はインストラクターの方が行うことが多いです。
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いかがでしたでしょうか?
少しは乗馬クラブのレッスンやその流れについて、気になることが解消しましたか?
不安が少しでも解消したなら嬉しいです。
それではお住いの地域の乗馬クラブを調べて、体験レッスンに行ってみてください。
きっと素敵な出会いと体験が、あなたを待っていますよ!
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